メディア情報学科 eビジネスコースについて
「eビジネス」って何でしょうか?
「eビジネス」とは、まずは、みなさんが日ごろパソコンやスマートフォンから何気なく利用しているインターネットショッピングだと思ってください。インターネットの普及で商品の販売そのものが大きく変化しましたよね。このような変化は、販売だけに留まりません。製造、流通、管理、企画、経営に至るまで、企業の基幹業務も含めた一連の業務について、インターネットやクラウド等のICTを活用し日々効率化が進められています。今、「eビジネス」は世界中でほとんどの企業で展開されており、今後、企業だけでなく政府や教育なども含め、さらに都市部から地方に至るまで社会全体に普及していきます。
学ぶこと
コンピューターやインターネット等のICTに関する知識・技術の修得とともに、経営・流通・マーケティングなどの基礎やビジネスモデルなども修得し、さらに、インターネットビジネス等に関する専門知識も学ぶことで、これからの多様化する変化の激しい高度情報社会における、ビジネスの担い手として活躍できる力を修得します。特に、プロジェクトでは、地域企業の課題にフォーカスし、地域企業とも連携して効率的なソリューションを提案できる力を養成します。
カリキュラム
あらゆる企業のあらゆる業務で「eビジネス」が展開されつつあり、さらなる広がりをみせています。ICTの専門知識とビジネスの専門知識をベースにして、将来地域の企業に就職して、様々な業務の効率化を通して、地域の活性化にチャレンジしてみませんか。理系の学生も文系の学生も大丈夫です。eビジネスコースでは、専門科目の必修と選択の中で、Webサイトの作成からコンピューターの原理やインターネットの仕組みまで、また経営や流通やマーケティングの基礎、さらにインターネットビジネスの仕組みまで、幅広く充実した新カリキュラムでしっかり学んでいきます。
→カリキュラム表をダウンロードする[PDF]
取得可能な資格
- 高等学校教諭一種免許状(商業)
- 高等学校教諭一種免許状(情報)
- 上級情報処理士
- 上級ビジネス実務士
- プレゼンテーション実務士
- ウェブデザイン実務士
進路
小売業/商社/製造業/流通業/情報通信業/情報サービス業 など
教員紹介
専任教員
- 池田 充郎 数理データサイエンス研究室
- 尾崎 圭司 データベース研究室
- 戸川 聡 ネットワーク応用研究室
- 長沼 次郎 メディアアーキテクチャ研究室
- 山本 耕司 情報メディア研究室
- 鈴木 直美 ディジタルデザイン研究室
- 辻岡 卓 複雑系社会システム研究室
- 細川 康輝 情報科学研究室
- 近藤 明子 地域環境情報システム研究室
- 田中 有里 映像メディア研究室
施設紹介
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プレゼンテーション実習室:情報メディア館 U101・U102
180インチの電動スクリーンが1機、120インチの電動スクリーンが2機あり、高輝度のDLPプロジェクターでフルデジタル映像をそのまま プレゼンテーションできます。クッションフロアの教室を遮音性能の優れたパーティションで2分割することができ、音響・照明システムもこれに対応してタッチパネル操作卓で一括操作できます。映画館のように、 制作した作品の上映会などで利用しています。
- パソコン実習室:情報メディア館 U209
50台のデスクトップPCと、その横に教師用PCの画面や卓上の書画を表示するモニターが設置された実習室です。PhotoshopやIllustratorなどの画像編集、DreamweaverなどのWeb構築システム、Flashアニメーション、SPSSによる統計分析や.netプログラミング、Linuxなどの実習を行います。
- DTMラボ:情報メディア館 U304
デジタル音楽を作曲し、アレンジするPCが24台設置された部屋です。全台に音楽編集ソフトVOCALOIDを搭載し、音楽キーボード(鍵盤)とミキサー、ヘッドフォン、高性能スピーカも全台に完備しています。
- CGラボ:情報メディア館 U308
CGシネマの制作現場で多用されている3dsMAXが22セット稼働し、CG制作に威力を発揮しています。また、映像編集ソフトEDIUS Proも22セット使用でき、全台に装備した専用キャプチャーボードでハードウェアレンダリングを実現しています。
- 映像編集ラボ:情報メディア館 U307
FinalCutProやAfterEffectを搭載したMacintosh13台と、EPIUS Proの動作するハイエンドマシン5台を設定し、フルHD編集が可能で、プロ仕様の映像に音楽やCGをノンリニア編集します。
- スタジオ・副調整室:情報メディア館 U401・U403
システム全体を放送規格のフルデジタル機器で構成しています。カメラ及び収録VTRは、高画質映像が記憶できるDVCPR0を採用しています。HD対応のスイッチャ、蛍光灯タイプの照明採用により高温化と騒音を低減。エアコンは全ての機器部を屋上に配置し、延長したダクトのみを配管して静音化を実現。ノイズコントロールレベルは放送局と同等です。放送用スタジオカメラ2式、バーチャルスタジオシステムカメラ2式を常備し、ニュース番組や情報番組制作に活用しています。
学科専用機材はもとより、「情報メディア館」の全施設を存分に活用できるなど充実した環境で学ぶことができます。